top of page
WORD
※本編のネタバレ要素が有ります。ご注意ください。
世 界
テラ
大陸アルスターを内包する惑星。
女神ユグドラシルによって創造され、彼女
によって寵愛を受ける多くの生命が育って
いる場所。
アルスター
その昔、女神ユグドラシルが創造したと
いわれる惑星テラの広大な大陸の総称。
女王ユリスティジア・エインズワースは
この大地を五つに分けて領地を作ると五爵
を各地に派遣し、その領地の統制を任命
した。
それぞれの領地は気候も様々であり、四季
がはっきりと分かれているために、観光目
的の旅業が非常に盛んである。
領地はパンタグラフを描くように区分さ
れ、その中心に女王の居城となっている
王都アーヴァルティアが鎮座している。
スぺルヴィア
大陸アルスターの東部に位置する領地。
豊かな自然と深い深緑に囲まれており、
この一帯では一年中木々が繁っている。
小さな集落が多く存在し、領民は弓矢を
用いた狩猟によって生計を立てている。
鎮静剤や麻酔薬に使われる薬草が名産。
領主はルシファー・ヘイデリック。
ユグドラシル教団
女神ユグドラシルを信仰する宗教組織。
大陸アルスターでは最も信徒の数が多いが
女神を神聖視するあまりに妄信的な人物も
また多く存在する。
異端審問局の裁量を由とせず、独自に騎士
団を持ち、秩序を守っている。
各地に教会をおき、布教活動に勤しむ。
また、世界記憶への信仰も厚い。
ユグドラシル騎士団
ユグドラシル教団に属する集団。
異端審問局を除き、異端に対抗する力を持
つ唯一の存在。
女神の信託を受けた銀の剣を携える。
異端審問局と反目している。
異端審問局
法の神フォルセティを唯一神として崇めて
いる組織。
善悪の判断をフォルセティに委ね、その正
義の剣を奮っては大陸を跋扈している。
女神が禁忌としている銃火器を好んで使用
し、白を基調としたユグドラシル教団とは
正反対の漆黒の装束を着用する。
太古に生きた旧時代の遺物を多く所持し、
高い技術力と頭脳を誇っている。
傍若無人な振る舞いから、ユグドラシル教
団の人間から敵視、反目しあっている。
人 物
女神ユグドラシル
惑星テラ、そして、そこに生けるすべての
生命を創ったとされる神。
テラの外側、人智を越えた場所から生命を
見守り、あまねく愛を与えている。
太陽の化身であり、その陽射しが届く限りは
悪しき異端を退けると云われている。
女王
大陸アルスターを統治する最高権力者。
百年前に起きた災厄の悪魔を退け、領民を護
ったことで、女神ユグドラシルの再臨を見た
として、女神に次いで熱狂的な人気を博して
いるが、その姿が民草の前に露出することは
殆どと言っていいほどない。
五爵に広い大陸の統制を一任している。
五爵 アリスト
大陸アルスターを五つに分けた領地を統制す
ることを女王より任命された五人の人物。
それぞれの領地に領事館がある。
法王
大陸で最大数の規模を持つユグドラシル教団
を統べる人物。
襲名制であり、代々子息が引き継ぎ、襲名後
は「ユグドラシル・パージル」という名も
継承していく。
女王と謁見することが認められていることも
あり、彼女の代弁者とも。
女神ユグドラシルとの交信と、世界記憶を詠
むことが出来る唯一の存在でもある。
異端審問官
法と秩序に律する異端審問局の一役職。
大地を巡回し、咎人を断罪することを主とし
て活動している。
法の番犬
異端審問官の蔑称。
善悪の裁量を自らで取り決め、強引に行使す
るためにつけられたもの。
白鳩
ユグドラシル教団の蔑称。
平和を謳い、白を掲げる装束からつけられた
もの。
法の神フォルセティ
法と秩序を司る神。
女神ユグドラシルとは異なり、それほど人々
の信仰は多くないが、異端審問局に至っては
唯一神とされている。
非常に温厚で、争いごとを嫌う。
異端審問局の獰猛さから皮肉して、ユグドラ
シル教団では「無能な飼い主」と蔑まれるこ
とが多い。
事 象
女神の七涙 めがみのしちるい
かつて女神ユグドラシルが大地に降り立
ったその時、人間によって殺められた彼
女が流した涙のこと。
女神の涙は七つに分かれ、大地の彼方に
消えていったのだという。
ユリスの落日
百年前、大地アルスターに突如として現
れた災厄の悪魔が、王都アーヴァルティ
アを襲い、業火の炎で灼き尽くしたその
日のこと。
降誕祭
ユリスの落日。
または、同日に女王への畏敬の意を込め
て王都執り行われる祭事のこと。
世界記憶 アカシックレコード
女神と交信することが出来る石碑群。
また、これまで惑星テラで起きた事象、
これから起こる事象のすべてが書き記さ
れているとされている。
解読には特殊な技術が必要とされてお
り、現時点では、法王ユグドラシル・
パージルのみ解読可能。
一般に公開されている内容は豫言と呼ば
れ、それほど重要度が高くはない。
石碑群は、ユグドラシル教団本部で厳重
に保管されている。
異端
女神を殺めた人間の業から生まれたと
云われている魔性の存在。
吸血鬼 ヴァンパイア
人間の血液を捕食する異端。
人間と非常によく似た風体だが、その本
質は大きくことなっており、高い身体能
力を持って人間を翻弄する。
また、優れた代謝機能を持ち、受けた傷
や病気の大半が時間をかければ治癒して
しまう強靭な力を持つ。
また、これにより肉体の成長が止まり、
不老と化すことがわかっている。
しかし、代謝を高めるために人間の血液
を多く要するため、必要量の血液を得ら
れないと、肉体は壊死してしまう。
体液に強力な麻酔、催淫効果があり、彼
らに吸血されたものは、たちまち魅了さ
れてしまい、死ぬまで血液を啜られてし
まうといわれている。
個体によって能力に大きく差があり、
特異な力を持つものも存在する。
驚異的な治癒能力によって容易には機能
停止せず、脳髄を潰さない限り何度でも
立ち上がる。ただし、人間の血液が潤沢
に補給されていることに限る。
血液を捕食する際に発達した犬歯を用い
るが、個体によってはそれほど目立たな
い場合も多い。
女神ユグドラシル、ないし陽光の影響下
では行動が散漫になる。
銀を用いると、治癒能力の源である代謝
機能を減退することが可能。
人間が吸血鬼の血液を体内に取り込むと
彼らと同じ吸血鬼として目覚める。
bottom of page